DPP、PSE、PicasaのRAWファイル処理比較

S95のRAWファイルを取り扱えるソフトが3つになったのでそれぞれどのように処理されるかを比較してみる。
まずはパラメーターを一切いじらずに各ソフトでそのままJPGに変換してみよう。

  • Digital Photo Professional

まずはキヤノン純正DPP。これがまぁメーカーの意図した出力となる。

次にPSE。現像したJPGファイルを元のRAWファイルとスタックして一体として取り扱えるなど、
慣れ親しんだこともあってファイル操作では一番なじみやすいが・・・。

歪曲は全く変わらない。色はDPPに比べるとコントラストが低いが、こちらの方が記憶色に近い。

最近入れたPicasaもS95のRAWに対応。この3枚の画像をPicasa Webアルバムに上げるのにも使用。
他のソフトで出力したJPGもリアルタイムで認識してくれるので便利。

これだけ色も歪曲も全然違う。
ホームの乗車位置案内を見ても分かる通り、写っている範囲が広い。
当然その分画像全体の歪みも非常に大きい。同じRAWファイルを読み込んでいるので、
DPPとPSEは表示の時点である程度歪曲を修正した物を出力していることになる。
色に関しては追い込んでないのでそのままでの評価は意味が無いが、ここまで最初の色が違うと補正しても違ってきそうだ。