ノートPCが“どこでもテレビ”。ソニー 「LF-PK1」+「LFA-PC2」

いまやパソコンでテレビを視聴・録画できるのは常識ですが、このLF-PK1は、
外出先のノートパソコンでテレビを見てしまおうという画期的な製品。
何が画期的かって、とりあえずネットに繋げることが出来れば、それがアメリカであろうが
ドイツであろうがオーストラリアであろうが(国の選択に他意はありません、念のため)
たった今放送されている日本の番組をリアルタイムで見れてしまうというところにあります。
仕組みは聞いてみればいたって簡単。システムの中核となるLF-PK1にはアナログチューナーとハードウェアエンコーダ、
そしてLANポートが付いており、チューナーから入力された映像をリアルタイムでエンコード
そのデータをLANを通じてルータに送り、ネットを介して外出先のノートPCに伝送する仕組み。
まぁ実際のところこのLF-PK1を設置する場所と実際にノートパソコンで視聴する場所の
両方で安定して2Mbps程度のスピードが出ないと画像のクオリティ的には厳しいものがあるようですが、
それにしてもその「どこでも感」は素晴らしいものがあります。
ちょっと前にライブドアの公共無線LANシステムが山手線内のほとんどをカバーするという触れ込みで
試験運用が開始されましたが、こういったワイヤレスインフラが整ってくれば
いよいよユビキタス時代の幕開けを感じさせますね。